毎日3Dマイホームデザイナーを使っています。日常的な作業のほかに必要に迫られて新しい使い方を考えることがあります。すでに知っている方も多いと思いますが知らなかった方には新鮮で便利な方法です。使用ソフトは3Dマイホームデザイナーpro9です。3Dマイホームデザイナーでも他のソフトだと様子が違うと思います。
今回のお題は絵画の飾り方の応用編でステンドグラスです。上の写真はパリのノートルダム大聖堂のバラ窓です。
暗くなりがちな玄関にステンドグラスを入れて生き生きとした空間を演出
絵画も良いけれどここには光が欲しいな。というようなとき。例えば玄関とリビングの間の壁など、暗くなりがちな玄関に光を入れながらちょっとお洒落な雰囲気づくりに役立ちます。
基本は3Dマイホームデザイナーの「使い方」の「パーツ編集・形状作成」の「看板を作成する」の方法です。
その家にふさわしいステンドグラスとは、、、
近代建築の巨匠フラン・クロイド・ライトはその作品の中にたくさんのステンドグラスを残しています。
ホリホックハウス=タチアオイの家では奥様が好きなタチアオイをモチーフに壁の装飾やステンドグラスをデザインしています。
ライト先生のようにはいかなくても絵画と同じように、その家のテイストに合わせたステンドグラスを探してはめ込む。出来ればオリジナルで作成してもらうのも家作りの醍醐味です。
簡単6ステップで出来るお洒落な絵画の飾り方に倣って作って行きましょう
簡単5ステップで出来るお洒落なステンドグラスの取り付け方
1、まず家に合ったステンドグラスを探してみよう
今回は、画像を提供していただいた衛藤様の作品を使わせていただきます。ちょっと手の届かないイメージのステンドグラスですが自由で可愛らしい作品は身近に置きたいと感じます。衛藤様はオリジナルのステンドグラスの制作をされています。ご興味のある方は右の衛藤様連絡先をクリックしてご連絡ください。
画像の大きさはモニター実測で110mmx75mmです。絵画と違いフレームは要りません。このまま使います。1100×750の大きさのステンドグラスにしてみましょう。
2、壁に枠入りの開口を設ける
窓>デザイン窓で1100x750に近いサイズの枠を配置してプロパティで大きさと位置を調整します。
3、ステンドグラスの下地のガラスを入れる
3Dマイホームデザイナーの3D画面の「床に配置」を選択。「形状作成」から「壁」を選びます。絵を飾る場所の近くに適当な大きさの壁を置きます。右側のパーツプロパティで額の大きさ1100x750x10の壁を作ります。その壁を移動ツールで壁の所定の位置に置きます。
4、ステンドグラスの画像を貼り込む
保存してある絵のファイルを開き画像を額の下地のグレーの画面にドラッグします。テクスチャー設定で反復回数を1x1に指定します。
5、透過光を出して
そのままだとステンドグラスの魅力である透過する光のイメージが出ません。
テクスチャー設定の発光をスライドさせて透過光が有るようにします。
これで完成です。
まとめ
「看板を作成する」方法を応用して光が欲しい壁にステンドグラスを取り付けてみました。最近の住宅は既製品の住宅部品を組み合わせただけの家になりがちです。オリジナルの手作りの作品を組み込むことで家が生き生きして住まい手の個性を表現することが出来ると思います。