間取り成功例32坪 変形敷地でも快適生活の家

間取り30~35坪3LDK東玄関

1階床面積      54.65㎡  16.53坪

2階床面積      52.17㎡  15.78坪

延べ床面積      106.82㎡  32.31坪



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変形敷地でも快適生活の家

台形の敷地ですが南側が水路で見た目以上に開けた感じのする敷地です。変形敷地は敷地なりの形を考えるのではなく、先に建物の型を考えてそのブロックごとに変形する方法がまとまりのある住まいになります。

配置計画

間口約12m奥行約12mですが奥に行くほど狭くなる台形の敷地です。道路に直角に1台の駐車スペース。南側は用水路で庭を取る余裕もあり日照に問題ない配置が可能です。

1階平面計画

前面道路が狭いわりに交通量が多く1階の道路側には防音と視線を避けるために収納を設けました。リビングとダイニングキッチンの間に階段とスタディコーナーを挟み建物の形を安定させました。水廻りはダイニングキッチンの奥にまとめています。



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2階平面計画

中央に階段とホールを置き東側に子供室2室、西側に寝室と収納を置きました。バルコニーの壁だけが斜めになるプランです。

動線計画

キッチンは横並びとして配膳動線を短くしています。キッチンの作業の延長に廊下を介して脱衣室の洗濯機を置いています。洗濯物は洋室を通ってサンルームに干します。

日照と通風

日照 

LDKは南に掃き出しの大きな窓を設けて大きなダイレクトゲインを得られるようにしています。

通風

通風を意識して各室は出来るだけ2面に窓を設けるようにしています。1階のリビング階段を通じて通風が得られます。

収納計画

必要な部分に必要な収納を設けるように考えています。延べ床面積の15%の収納が確保できています。

外観デザイン

敷地境界との関係で軒を伸ばすことが出来ません。ガルバリウム鋼板を用いて外壁の汚れに対応します。

内観デザイン

 

変形していますがLDKが一体の空間で広がりが感じられるようにしました。スタディコーナーの壁の作り込みがポイントになります。

まとめ

こんな変形の敷地で大丈夫でしょうか?というのが。お客様の第一声でした。やってみると敷地が十分に広く変形による問題点が感じられない形に納まりました。とても喜んでいただけました。出来るだけ変形した斜めの壁を設けないことが大事だと思います。

この記事があなたのお役に立てることを願っています。

この記事を書いた人

atoriekojima