32.5坪4LDK2階建て東入りの家

比較的広い敷地ですが近隣に3階建てが建ち始め今後の日照が怪しくなってきている住宅です。
周囲に3階建てが多くなった場合は2階リビングをお勧めすることもあります。
今回の計画は1階リビングです。



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1階リビングの日照と採光

吹き抜けを設けて1階リビングへ日照と採光が得られるようにしています

32.5坪4LDK東玄関の家1階

32.5坪4LDK東玄関の家1階

リビング階段ドア付き

高断熱高気密が達成されている場合には、リビング階段は開放されることも少なくありません
最近1年くらいの傾向として階段の入り口にドアを希望される方が増えているように思います
理由は
・1階の足元が冷える
・1階の調理のにおいが2階に広がる
・1階の音が2階でうるさい
という事のようです
どこかでバズった情報でしょうか?

子供室にいてカレーのにおいがしてきて
子供が階段を駆け下りてきて
「お手伝いしまーす、テーブルを拭いて、ランチョンマットを置いて、スプーンとフォークと…」
そんな生活の方が楽しいように思うのは
古い考えなのかな?
と感じる今日この頃

東西巾8190取れれば3室南向き

敷地に余裕があって建物の東西の巾が8190取れれば
3室南向きの日照的には理想の家ができます
子供室の幅を詰めれば7280でも可能です

32.5坪4LDK東玄関の家2階

2.5坪4LDK東玄関の家2階

 

日当たりの良さは方角で決まる!快適な家は太陽に素直な家作りから
https://atoriekojima.com/sekkei/2022/02/20/hiatari5/



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まとめ

なんちゃってパッシブハウスという言葉があるそうです
昔は高断熱の家はハウスメーカーのものでしたが
新住協や断熱材メーカーの頑張りで小さな工務店も
高断熱高気密の施工ができるようになりました
断熱性能はお金で買える時代になりました
これはこれで良いことです

これを称して「パッシブハウス」と広告を打つ工務店さんがいる様です
なんちゃってパッシブハウスですね

パッシブハウスのもう一つの側面の日照による日射取得は
創意工夫という知恵が必要で
実現できていないケースもあるようです
工夫はお金がかかりません
掛かっても日当たりの良い家の提案料くらいです
費用を掛けなくてもこのブログの情報で十分ご自身で工夫できると思います
良い家作りになりますよう願っております

この記事を書いた人

atoriekojima