36坪4LDK インナーガレージ付朝から夕方まで日の当たる明るいLDKの家

36坪の4LDK(3+和室)インナーガレージ付の2階建て住宅

朝から夕方まで日の当たる明るいLDKの家

郊外の住宅では駐車台数が多いケースが有ります

今回は屋外に3台屋内に1台のケースです

インナーガレージでは駐車するだけでなく車いじりをするという事で

14畳分の広さのご希望でした

延床面積は36坪ですがガレージ分を入れると43坪になります



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配置計画

36坪インナーガレージのある家
36坪インナーガレージのある家

敷地が真北に対して約45度振れている敷地で

南東側と南西側からの日照が期待できます

配置は南東側と南西側に庭を設ける形で

建物を北西に寄せる配置となりました

1階平面計画

36坪インナーガレージのある家1階平面図
36坪インナーガレージのある家1階平面図

インナーガレージ4つのメリット

インナーガレージのある住宅の間取りを考えるたびに思う事は

車とは何でこんなに大きいのだろうか?という事です

今回の計画ではリビングとダイニングを合わせた広さを使っています

せっかくですからメリットを最大限に引き出しましょう

今回意識したのは

・車から降りて雨に濡れないで家に入ることが出来る

 大雨の日などには「雨に濡れないで家に入れたら」とだれしも思いますね

・車いじりができる

 この広さだとタイヤ交換など会社から帰った夜にでも作業ができます

・勝手口として使える

 玄関から回らなくても買い物の大きな荷物などをそのままホールに入れることが出来ます

・車を外に出せばちょっとした屋内運動場

 お客様によっては物干し場として使うという方もいらっしゃいました

 大スクリーンを付けてシアターにするという話もありました

 卓球をするという事も

皆さん工夫して色々な用途に兼用しているようです

 

2階平面計画

 

36坪インナーガレージのある家2階平面図
36坪インナーガレージのある家2階平面図

1階の中央に設けた階段が

2階の部屋を南側に寄せることで外部に面して窓を設けることが出来ました

南東にバルコニーを付ける事で1階のリビングとダイニングの掃き出し窓の

雨除け効果をもたせることが出来ます

西日除けには効果が期待できないのが残念です



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動線計画

非回遊式家事動線で動線を短縮して面積もコンパクトにしました

回遊式動線
回遊式動線

当初のご希望は回遊式家事動線でした

キッチンのバックカウンターの周りをぐるりと回る動線になっています

その通路部分の面積も必要です

延べ面積の制限もあって下のようなプランになりました

脱衣と物干しは隣接しているので無駄に歩くことは要りません

頻繁にファミリークローゼットに衣類を出し入れするわけでもありません

ファミリークロゼットが日常的な動線の中にある必要はありません

回遊式家事動線は一時の流行ですが無批判に取り入れるよりも

よく検討して採用するかどうか決定することが必要です

日照と通風

2面採光2面日照で明るく快適

リビングは南西向きの窓、キッチンは南東向きの窓

ダイニングには南東と南西の窓

奥様がご希望になった朝日の入るキッチンとダイニング

午後から明るいリビングダイニングの理想の明るい家が実現しました

通風

通風を意識して各室は出来るだけ2面に窓を設けるようにしています。

2階の階段に窓があるので階段経由での通風も期待ができます

収納計画

インナーガレージ付きの収納があるので玄関のシューズクロークは小さく抑えています

ファミリークロゼットを大きく取っていますので

各室のクローゼットは小さめにしています

延べ床面積の13%以上の収納が確保できています。

外観デザイン

36坪インナーガレージのある家外観
36坪インナーガレージのある家外観

 

インナーガレージが前に出てきています

ボリウムの付け方や屋根の掛け方などで様々なバリエーションのデザインが可能だと思います

 

内観デザイン

 

36坪インナーガレージのある家内観
36坪インナーガレージのある家内観

 

奥様がご希望していた「朝から夕方まで日の当たる明るいLDK」になりました

面積表

間取り35~40坪3LDK+和室 西玄関

1階床面積     75.36㎡  22.75坪
2階床面積     43.89㎡  13.25坪

延べ床面積    119.25㎡  36.00坪

車庫部分面積   23.19㎡   7.0坪

まとめ

インナーガレージのある家

非回遊式家事動線の家

朝から夕方まで日の当たる明るいLDKの家

様々なタイトルが付く家になりました

後の家のご家族が末永くお元気に暮らせますよう願っています

 

この記事を書いた人

atoriekojima