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「収納が足りない?」収納の悩みは収納率で解決~収納計画(建築士の道具箱)~

 
収納スペース診断
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「戸建て住宅 後悔」などのキーワードで検索すると

上位に挙がってくるのが「収納が足りない」という記事です

あなたの間取りは大丈夫ですか?

収納率で確認してみましょう

収納に関しての性能がある程度数値によって表示されることと

その内容を知ることにより

標準的な範囲にあるとか改善が必要であるとか

客観的な評価が得られると

必要以上に悩むことをしないで済むようになります



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1、ネット上に氾濫する不安をあおる情報

ネット上に氾濫する「収納が足りない」情報の多くは

延べ床面積や収納面積に関して表記のない曖昧な情報が少なくありません

ブロガーの個人的事情があなたに適用されるわけではありません

客観的な状況の記載のない情報は

不安や混乱を大きくするだけで計画の役には立ちません

収納を無限に増やしたくなるような

ネットにあふれる情報に惑わされないで

客観的な視点でご自身の間取りを確認することができるように

していきたいと思います

2、収納率で標準的かどうかを判断

収納算入範囲

収納算入範囲

アトリエコジマでは収納率を計算して標準的な範囲にあるかどうかを

確認して提案しています

収納率とは押入、クロゼットなどの収納面積が延床面積に占める割合です

上図で赤線でハッチを入れてある部分を収納部分として参入しています

戸建て住宅では9~13%程度が標準とされます

標準以下になると収納面積としては注意が必要で

収納しきれない物が部屋に置かれて

物が散らかり片付かない部屋になる恐れがあります

3、収納率とは

収納率5

収納率とは押入、クロゼットなどの収納面積が延床面積に占める割合で

収納面積/延床面積x100で%で表現されます

延べ床面積30坪の住宅の場合に合計3坪=6畳分の収納があれば10%の収納率となります

合計4坪=8畳分の収納があれば約13%の収納率です

言い換えると30坪の住宅の場合6畳から8畳分の収納があることが

標準的という事です

同様に

延べ床面積25坪の場合は5畳から6.5畳

延べ床面積35坪の場合は7畳から9畳

が標準的という事になります

3Dマイホームデザイナーでは

クロゼットや押入や納戸などが収納として計上されます

シューズクロークや外物置に収納の属性を与えておけば

自動的に収納率の計算ができます

4、標準的な収納率は9~13%

収納率4

3Dマイホームデザイナーでは

収納率の診断を行うと

「優秀」「まずまずでしょう」「注意」の

3段階の評価になります

「優秀」は13%以上

「まずまずでしょう」は9~13%

「注意」は9%未満です

3Dマイホームデザイナー上の表示は

下のようになります

優秀:収納スペース13%以上

非常に優秀な収納面積です。それぞれの部屋が狭く感じても、

収納が多いことで実質的に部屋の広さも感じられ、ゆとりの生活ができるでしょう。

不意のお客様の対応も即座に行え、社会運も向上します。

いろいろなものも保管でき財運も向上するでしょう。

またお掃除もしやすく、健康面でもプラスになります。

 

まずまずでしょう:収納スペース9%以上13%未満

優良工業化住宅が定める収納面積比率9%を確保しており、

収納面積としてはまずまずです。しかし家族形態や将来のライフスタイルの変化も考え、

より収納ができるような工夫も考えておきましょう。

 

注意:収納スペース9%未満

収納面積としては注意が必要です。物が散らかり片付きが悪くなる可能性があり、

見た目が悪いだけでなく、ほこりなどもたまりやすく健康面でも注意が必要となります。

床下収納庫、壁面収納、吊戸棚など、床下や高さを考えた収納を積極的に利用して

収納容量の向上に努めてください。

この指標は今の間取りの収納面積を評価するのに役立ちます

このような客観的な指標を抑えたうえで

さらに自分らしい収納を考えることが必要です

5、過剰な収納の弊害

収納は多ければ多いほど良いわけではありません

その弊害を考えてみましょう

5-1、収納が多ければその分物が増える

収納が多ければその分空いたスペースに物が増える

という傾向にあります

「アレどこに仕舞ったっけ?」

いつもの場所にいつものようにしか仕舞えないようになっていると

そのようなことも少なくなります

その挙句に見つからないから新しいのを買おうと

いう事にもなりかねません

建築的には収納面積を増やすのには2つの方法があります

・収納面積の増加分だけ建物を大きくする方法と

・収納面積の増加分だけ生活空間を狭くする

という事になります

5-2、収納面積の増加分だけ建物を大きくする

収納面積の増加分だけ建物を大きくする方法をとった場合

延べ床面積が大きくなります、そうると

・建築費用が上がる

・住んでからの光熱費も増える

・毎年かかる固定資産税も上がる

・内外壁や屋根などのメンテナンスの費用も上がる

・日々の掃除しなければならない面積も増える

というようなデメリットが発生します

建築コストの上昇

1坪2畳の収納スペースを作るのに床面積を1坪増やすと

建築コストが仮に坪単価50万円だとすると

50万円の費用をかけることになります

ローンを借りる場合には金利も発生するので

床面積を増やす方法で収納を増やすこと

は生活を圧迫する事にもなりかねません

5-2、収納面積の増加分だけ生活空間を狭くする

収納面積の増加分だけ生活空間を狭くする方法をとった場合

こちらの方が弊害は少なくなります

ある限界を超えない範囲であれば

狭さは慣れてしまえば気にならなくなります

特に子供室は小さくする対象の候補です

小さいうちはLDKで親と一緒に過ごすようにすることが

子育ての基本だと思います

10歳から20歳までの10年位しか使わない部屋と考えれば

大きく取る必要はないとする考えが多くなっています

まとめ

収納率を確認することで

計画案の収納に関しての性能を数値敵に把握できます

標準的な範囲にあるとか改善が必要であるとか

客観的な評価が得られるので

必要以上に悩むことをしないで済むようになります

最高の選択

 

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