間取り成功例26坪 吹抜とロフトでちょっとお得感のある家

間取り25~30坪3LDK+ロフト東玄関

1階床面積      47.20㎡  14.28坪

2階床面積      38.92㎡  11.78坪

延べ床面積      86.12㎡  26.06坪

ロフト面積      12.26㎡  3.71坪
(面積不算入)



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吹抜とロフトでちょっとお得感のある家

建ぺい率50%容積率80%の敷地。その制約の中で子供室を2室と1室分のロフトを用意したいというご希望。お子様は3人をご希望とのこと。一部屋はロフトで良いという発想がたくましさを感じます。

配置計画

分譲地の転回広場に面したL字型の敷地。回転広場の奥が駐車スペースになります。畑の中の宅地開発で当面南側からの日照が得られます。

1階平面計画

LDKはキッズルームも合わせて18.5畳。まずまずの大きさが確保できました。ワンルームにすることで狭苦しさのないように考えています。LDKの中に構造上重要な柱が出てきます。この柱を家のアクセントとしてかつての大黒柱のような存在としてデザインのポイントにしています。リビングは半階分の吹抜けで空間のボリウムを感じるようにしています。南側の窓は9尺巾のサッシにして庭への抜けを作っています。ダイニングの背面にスタディコーナーを設けています。



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2階平面計画

階段を挟んで北に子供室2室。南に寝室、リビング上部の半階分の吹き抜け。吹抜の上にロフトがあります。

ロフト平面計画

一部屋分のロフトがリビング上部の吹き抜けの上に位置しています。

動線計画

キッチンはご希望の横並びキッチン。キッチンの延長に洗面脱衣室。洗濯機からキッチン経由ウッドデッキに物干という明快な動線です。

日照と通風

日照 

LDKは南に掃き出しの大きな窓を設けて大きなダイレクトゲインを得られるようにしています。

通風

通風を意識して各室は出来るだけ2面に窓を設けるようにしています。

収納計画

必要な部分に必要な収納を設けるように考えています。延べ床面積の約10%の収納が確保できています。

外観デザイン

シンプルモダンのデザインがご希望です。片流れの本体に薄いボックスを張り付けたデザイン。本体を明るくボックス部分をダークな色のツートーンにまとめました。

内観デザイン

LDKをワンルームにまとめて狭さを感じないよう配慮しました。リビング上部は半階分の吹抜で伸びやかに。南側の開口は9尺幅のサッシで庭への抜けを作っています。構造上必要な丸柱は大黒柱ではなく黄色柱にしてみました。

まとめ

ロフトは小屋裏収納です。天井高さ1400未満で大人が立って活動することのできない、一般的には使い物にならない部屋で収納として使う事を原則としています。これを居室と同じような使い方ができるかのように表現して販売する売り建てについてはいかがなものかとも思います。宅地造成の計画段階からこの発想が有ったようです。セカンドオピニオンは今まで気づかなかったいろいろなアイデアに接することが出来ます。そのたびに新しい感動があります。

この記事を書いた人

atoriekojima